日語童話聽力:第108課 冬天與春天
ある時、冬が春をバカにしてさんざんののしりました。
「あんたが姿を現すと、人間はみんな落ちつかなくなってしまう。野原や森へ花をつみに出かけて、つんだユリやバラをくるくる回してみたり、髪に刺したりする人もいるし、船をこぎ出して、海をこえて海外まで行く人もいるし、みんなうかれて、風や雨の事など考えようともしないありさまだ。それにひきかえ、わたしは恐ろしい王さまみたいなものよ。わたしは人間が空ばかり見ないで、ちゃんと自分の足元の地面を見るようにしてやる。わたしはみんなを怖がらせ、震えさせるのよ。外に出るのをあきらめて、一日中、家に閉じこもっているようにさせてやるのよ」
冬がいばっていると、春は、「だから、人間はあなたがいなくなくとホッとして、大喜びするのですよ」
この様に、人に嫌われているのが自分でわからない人は大勢います。
有一次,冬天譏笑春天,狠狠地罵了春天一頓
“只要你的樣子一出現,人們就不再安靜了。有的走進原野山林去摘花,試著把采集來的百合和薔薇花卷成花環或插在頭上;有的人劃起了船,漂洋過海到外國去,大家都快活高興,毫不擔心什么風和雨的樣子。跟你正好相反,我卻如同一個威嚴的帝王。我強迫人類不能光抬頭看天,也要注意自己的腳下。我嚇唬大家,讓他們發抖。讓他們斷了外出的念頭,整天都呆在家里。”
冬天如此傲慢,春天就說:“所以,沒有了你人們才非常高興,松了一口氣啊。”
有很多人都這樣不知道自己被別人深深厭惡。
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