雙語閱讀:《福爾摩斯之魔鬼之足》第15回
「それで?」と、ホームズが厳しく尋ねた。
「これから話すよ、ミスター·ホームズ、何が起きたのか、そのすべてを。あんたはすでにかなりのことを握っているし、いっそすべてを知ってもらったほうが俺のためになるだろうからな。トリジェニス家との関係については前に説明したとおり。ブレンダのこともあったから、兄弟たちとも仲良くしていたよ。金に関する家庭內の揉め事があって、モーティマーは離れて暮すようになったが、後で仲直りしていたらしい。揉め事があった後も、俺は兄弟たちともモーティマーとも會っていた。あいつは狡猾で陰険な策の多い男で、疑いを抱かせる出來事も何度かあったんだが、全面的な不和をもたらすほどではなかったんだ。
「ある日、たった2週間前のことだが、あいつが俺のコテージにやってきたとき、アフリカの珍品の一部を見せたことがあった。この粉薬もその中にあったよ。そして俺は、この粉薬がどういう性質を持っているか、恐怖を支配している脳中樞をどう刺激するか、部族の僧侶によって神裁にかけられた者がその不幸な運命としてどう狂い、どう死んでいくかを教えてしまった。それに、ヨーロッパ科學がこの毒薬を検出するのにどれほど無力かということも。俺は部屋を出なかったし、どうやって持ち出したのかは分からないな。きっと俺がキャビネットを開けたり箱にかがみこんだりしている間に、いくらかを掠め取ったんだろうさ。よく覚えているよ、効果を顕すのに必要な量や時間について熱心に質問していたのをね。しかし、直接的な理由があって聞いているんだとは夢にも思わなかった。
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