3.　野球(やきゅう)

文型(ぶんけい)
１　実力(じつりょく)のパと言(い)われている。
２　袋(ふくろ)に入(い)れて持(も)って帰(かえ)るそうです。
３　応援(おうえん)せずにはいられない。

    野球(やきゅう)は日本(にほん)で人気(にんき)のあるスポーツの一(ひと)つです。第二次(だいにじ)世界(せかい)大戦前(たいせんまえ)から盛(さか)んでしたが、戦後(せんご)は米國(べいこく)の影響(えいきょう)もあってファンが多(おお)くなりました。特(とく)に春(はる)と夏(なつ)に開(ひら)かれる全國(ぜんこく)高校(こうこう)野球(やきゅう)大會(たいかい)は、各地(かくち)の予選(よせん)を勝(か)ち抜(ぬ)いてきたチームが郷土(きょうど)の応援(おうえん)に支(ささ)えられて熱戦(ねっせん)を繰(く)り広(ひろ)げます。

   テレビ中継(ちゅうけい)され、野球(やきゅう)人気(にんき)を幅広(はばひろ)いものにしました。有力(ゆうりょく)選手(せんしゅ)は大學(だいがく)やプロに進(すす)みます。シドニー五輪(ごりん)でも活躍(かつやく)した松坂(まつざか)大輔(だいすけ)投手(とうしゅ)は高校(こうこう)時代(じだい)、全國(ぜんこく)大會(たいかい)で優勝(ゆうしょう)し、プロ野球(やきゅう)に入(はい)ってその年(とし)の新人王(しんじんおう)を獲得(かくとく)しました。

   大學(だいがく)野球(やきゅう)は現在(げんざい)それほど話題(わだい)になりませんが、１９５０－７０年代(ねんだい)は新聞(しんぶん)やラジオ?テレビでよく取(と)り上(あ)げられました。伝統校(でんとうこう)が集(あつ)まる東京(とうきょう)六(ろく)大學(だいがく)野球(やきゅう)リーグが最(もっと)も有名(ゆうめい)です。特(とく)に早稲田(わせだ)大學(だいがく)と慶応(けいおう)大學(だいがく)の対戦(たいせん)は數々(かずかず)のエピソードを殘(のこ)してきました。両校(りょうこう)の勝(か)った方(ほう)が優勝(ゆうしょう)という５９年(ねん)秋季(しゅうき)リーグの「早慶(そうけい)６(ろく)連戦(れんせん)」は記憶(きおく)に殘(のこ)る戦(たたか)いです。何気(なにげ)なく「早慶戦(そうけいせん)」と書(か)きましたが、慶応(けいおう)ファンは言(い)い方(かた)を変(か)え、「慶早戦(けいそうせん)」と呼(よ)んでいます。

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